
【素材】■キャノピー:30デニール・バリスティックナイロン・リップストップ[通気撥水加工、難燃加工]
■フロア:30デニール・バリスティックナイロン・リップストップ[耐水圧1,500mmウレタン・コーティング]
■フライシート:30デニール・バリスティックナイロン・リップストップ[耐水圧1,500mmウレタン・コーティング]
■ポール:7001超々ジュラルミン[アルマイト酸化皮膜加工]
(ポール径)φ8.5mm
【本体重量】1.26kg(1.44kg)※( )内はペグ、張り綱、スタッフバッグを含む総重量です。
【カラー】サンライトイエロー(SUYL)
【特長】山岳テントとして優れた軽量・コンパクト性を実現/設営・撤収の容易さと優れた剛性を両立
【構成】 テント本体1、フライシート1、本体ポール2本、φ2mm反射材入り張り綱4本、16cmアルミペグ12本、ポール応急補修用パイプ1本
僕が使っているテントはmont-bellの山岳用自立式ダブルウォールテント、ステラリッジシリーズの1型です。
山岳用だけあり、軽量で収納状態ではコンパクト。ポールはテント収納袋の中に入れると飛び出しますので別々にしておく方がパッキングはコンパクトですね。
ペグはテント収納袋に入れておくのがいいでしょう。
軽量テントは生地が薄い(とはいえ強靭な生地を使っているのですが)ので、別売のグラウンドシートを合わせて使うと寿命が延びます。
さて、ステラリッジ1型は完全なソロ用です。

インナーの210×70というサイズはとても狭く、身長172cmの僕が寝てもうまくやらなければシュラフの足元部分がテントに触れてしまいます。
ダウンシュラフの場合、そうなると濡れて羽毛の嵩が縮まるため冷えますので、このテントの場合は足元はザックに突っ込むということが必要になってきますね。
インナーテントとフライシートが別々のダブルウォール構造のこのテントは雨への耐性が高いです。また、フライシートをしっかり張れば内部の結露もかなり抑えることが出来ます。
インナーテントが結露しなくてもフライシートの内側は結露しますが、フライだけならすぐに乾きます。
設営は非常に簡単でスピーディー。馴れればペグダウンまで含めても10分くらいでしょうか。
張綱はテントに着けたままで収納しておくのが便利です。
自立式の山岳用テントだけあってペグダウンして張綱をしっかりと張ればかなりの耐風力があり安心できます。
自立式テントよりも断然軽量な非自立式テントやツェルトの場合、風が強いと面倒なことになりやすいです。森や渓など風の影響が限定的な場合にはその軽量性から持ち運びも快適で大活躍しますが、山登りだったり開けた場所でテント泊をするならば、自立式テントが良いと思います。
換気は側面の通風孔と入口のメッシュパネルの二ヶ所で行い、それぞれ取り込む空気の量を調整出来るようになっていますが、夏の暑い時期や場所にはこれでは足りず、テント内部はかなり暑くなります。しかし逆に、春と秋や夏の高山などの気温が低いところでもテント内はそこそこ温かく快適です。
別売のスノーフライを使えば積雪期にも使えます。
暑い時以外はオールマイティーに使える汎用性の高さが魅力で、作りもしっかりとしているとても良いテントだと思います。
ただ、使っている人も多いので混雑したテント場では場合によって探すのに苦労するかもしれません。すぐに自分のだとわかる工夫をするのも良いかもしれませんね。
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